挨拶無しはマナー違反？
“おそば”に引っ越してきました、ご近所にお蕎麦を配る習慣は江戸時代の洒落言葉が由来。でも最近ではお蕎麦を配るどころか、ご挨拶に伺うのも「必要なのかな？」と躊躇する方も多いのでは。マイホームの場合はともかく、賃貸住宅でも挨拶したほうが良いの？みんな引っ越しの挨拶ってどうしているのでしょうか？
挨拶の意味
「余計な人間関係は作りたくない」と挨拶に行かない人も多くいます。特に賃貸住宅の場合、一生ここで住むわけじゃないからと考えがちです。しかし同じマンション・アパートで暮らす訳ですから、共用スペースで顔を合わせる時もあるし、生活音で迷惑を掛ける時だってあるかもしれません。挨拶をしておくことで「あの人は常識的な人だね」と思ってもらえれば、少々のことは寛容になってもらえるものですよ。
挨拶のマナーって？
引越し後できれば2～3日の内に挨拶に伺いましょう。あまり遅くなると「今さら感」の方が印象に残ってしまいます。相手とのタイミングが合わない場合は深追いしなくて大丈夫。居留守の可能性もありますから。賃貸住宅の場合は両隣りと下階のお部屋くらいで充分でしょう。挨拶だけでも良いですが、500～1,000円程度の日用品（洗剤やタオルなど）を持参するのが一般的です。
避けたほうが良い
女性のひとり暮らしの場合は注意が必要です。相手にひとり暮らしだと無闇に知らせることは、防犯上あまりお勧めできません。ご近所との関係を考え、どうしても挨拶をしておきたい場合は、ご両親や友人と一緒に行きましょう。そして初対面の相手にはあまり個人情報を明かさず、挨拶は手短に済ませましょう。
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